レオンLeonといえば、名物の一つにセシーナcecinaがある。
セシーナcecinaは牛の乾燥熟成肉で、いわば「牛の生ハム」のようなものであるが、スペインで通常食される生ハム=ハモンjamonは、豚(の後脚の)肉でつくられたものだけを指すので、「牛の生ハム」と呼ぶのには抵抗がある。
余談だけど、そもそも「生ハム」というのもヘンな言葉だ。
「生ハム」は肉を塩漬けした後に乾燥してつくられるものだから、決して「生」ではない気がする。もしも「生ハム」が「生」であるのなら、「鯵の開き」や「鮭トバ」も「生」になるハズだ。
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