ビルバオBilbao/ビルボBilbo ~ 1/2

ビルバオBilbao(バスク語でビルボBilbo)へは、サン セバスチャンSan Sebastianから私鉄Eusko Trenで向かった。約2時間の道中、車窓に流れる淡い新緑は目に眩しく、乾燥した大地がひろがる「いわゆるスペイン」との違いをあらためて感じさせてくれる。列車を終点のビルバオBilbaoで降りると、駅のすぐ前(駅の建物の本当に目の前)から出ている路面電車EuskoTranに乗り換えて旧市街地へ。

051_2008_Bilbao

旧市街地の中心にほど近い古い建物に安宿を見つけると、さっそく近くのBARへと足を運んだ。ふらりと入ったそのBARで食べたキノコと卵のピンチョが美味しく、ついついチャコリTxacoliもう一杯。続いて食べた生ハムのキノコのせもこれまた美味しく、すっかり満足した私はBARを出ると、好印象を覚えたこの街をもう少し歩こうと、再び路面電車に乗った。

052_2008_Bilbao

続いて向かったのは、ビルバオの名所となったグッケンハイム美術館Museo Guggenheim。世界的に有名な建築家フランク・O・ゲーリーが設計したこの美術館は、衰退した造船所地域の再開発のシンボルである。何度も写真で目にしていた建築であったが、実際に行くと、脇を流れる川の対岸や至近の橋の上から、この「美術館そのもの」を鑑賞できるようになっていてなかなかに迫力がある。

053_2008_Bilbao

で・・・。私が見たかったのは、もちろんこの建築もそうであるが、その展示室ではなく、美術館の中にあるBARだ。スペイン人の行くところ、必ずBARがあるだろうと行ってみたら、やはりあった。名称はCAF遵ッであったが、スタンディングのカウンターが中心に設置されたおなじみのスタイルだ。その斬新なデザインのカウンターに寄りかかってコーヒーを一杯。この気軽さもBARの魅力の一つだ。

054_2008_Bilbao

店を出ると、隣の公園にもこの魅力的な建築を臨む場所にBARがある。この「BAR」と「何か」の位置関係がたまらない。位置関係といえば、サッカースタジアムもそうだ。地域チーム(バスク人もしくはバスクに縁のある選手のみで構成されているらしい)、アスレティック・ビルバオAthletic Bilbaoのホームスタジアムには、路面電車で容易に行くことができるが、その路面電車の乗り場とスタジアムの間にも、もちろんBARがあった。その名もBAR“GOL”(ゴール)。気持ちのいいところ、ちょっと一杯ひっかけたいなと思う場所、そういうところに必ずBARがある。こういう関係性が、都市の、そしてスペインのBARの楽しさなのだ、とあらためて感じる。

0591_2008_Bilbao


次回はビルバオBilbaoの続きです。お楽しみに。

テーマ : スペイン
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

ワンテーマ指さし会話「スペイン×バル」
スペインのBARについての基本的な内容とあわせ、バルやタパスのカラー写真を多数掲載。また、スペイン各地のおおよその地方の特色をまとめた2冊目の自著です。実際にスペインに行ってバルで使える「指さし」ページもあります。
スペインのBARがわかる本
スペインのBARに魅せられ、BARがスペインで最も魅力ある文化の一つだと信じて疑わない私が、朝から晩までBARに入り浸り、飲んでは尋ね、食べては調べ、観ては考えた記録です。
プロフィール

spainbar.com

Author:spainbar.com
このBLOGでは、スペインのBARバルに魅せられ、バルがスペインで最も魅力ある文化の一つだと信じて疑わない私が、またまたスペイン各地のバルを巡り、飲んでは尋ね、食べては調べ、観ては考えたバルやスペインの街・食文化を中心に、日本での出来事や取組みとあわせて、様々な情報や考察を掲載していく予定です。

リンク
カテゴリー
ブログ内検索
最近の記事
月別アーカイブ
お役立ちリンク広告その1
●ワインショップ
スペインは激安旨宝庫? スペインワインはサイト左下の「スペインは激安旨宝庫」のボタンから。
最近のコメント
最近のトラックバック
twitter
お役立ちリンク広告その2
●旅行で使える「指さし会話帳」
写真と日本語・外国語の併記が便利な「指さし会話帳」。自著「ワンテーマ指さし会話 スペイン×バル」もあります。
●しまうまプリント
フォトブックが1冊198円~。旅の思い出にいいですね。
●デジカメ写真プリント
写真プリントが1枚5円~。50枚以上で送料無料。フォトブックは440円~、ポストカードもOK。
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる